2011年7月 3日 (日)

「アトピー性皮膚炎講演会」開催のお知らせ

以下のようにアトピーについての講演会が開催されます。
興味のある過多は是非ご参加下さい。
私もプレゼンターの一人として参加します。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。


■アトピーフリーコム後援イベント 「アトピー性皮膚炎講演会」開催のお知らせ
「アトピー性皮膚炎講演会~現代のアトピー治療を考える~」 開催! ステロイドや保湿剤を使わずに 自然治癒力を最大限利用して治す
主催:ステロイドを使用しないアトピー治療研究会
後援:アトピーフリーコム  アトピーっ子育児の会  埼玉アトピーの会
■ 日時:2011年7月17日(日)12:00~16:40(開場11:30)
■ 会場:新宿区民センター牛込箪笥区民ホール 
       東京都宿区箪笥町15番地
■ 参加費:無料    
■定員:300名  申し込み不要 直接会場へ お越し下さい
※ 授乳室・ベビー休憩室有 お子様も一緒にご参加いただけます
■ お問い合わせ先 :towayo@aioros.ocn.ne.jp
第1部 乳・幼・小児のアトピー性皮膚炎 座長:佐藤健二先生(12:05~13:30)
1.藤澤重樹先生  「赤ちゃんや子どもの時こそステロイドを使ってはいけない-急いで治さないと治らなくなるはウソ-」
2.佐藤美津子先生 「小児にステロイドを使わないアトピー治療と食」
3.隅田さちえ先生 「簡単、皮膚を育てる育児のひけつ」
第2部 成人型アトピー性皮膚炎 座長:藤澤重樹先生(13:40~15:05)
4.佐藤健二先生  「成人型アトピー性皮膚炎はステロイド依存症を伴ったアトピー。脱ステロイド・脱保湿療法で治そう」
5.水口聡子先生  「ステロイド外用剤によるアトピー性皮膚炎の経過、その色々」
6.安藤直子先生  「アトピーを脱ステロイドで克服した患者からの提言」
第3部 討論会 座長:隅田さちえ先生 水口聡子先生(15:15~16:40)
7.患者様とお母様からの提言
8.質疑と討論。

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2011年5月 8日 (日)

時は過ぎて

非常に久しぶりの書き込みになります。
私がとても緊張しながら今の職場に勤め始めたのが2008年の4月、私のアトピーは余りよい状態とは言えず、数ヶ月の間、マスクをしながら職場に通ったものでした。
4月に準備していただいていた歓迎会を恐縮しながら延期していただいた、などということもありました。
新しい職場では、今までやってきたこととは全く違うことをはじめ、また、知識の少ない分野で格闘し、この調子では続けられないのではないか、と不安ばかり感じていたものでした。
その日々から3年の時が過ぎ、私は今非常によい状態を保ちつつあります。
仕事はとにかく忙しく、4月の帰宅時間はおそらく11時頃の毎日でした。
ここ最近、そんな生活を送ったことがなかったので、大丈夫かな、とは思いましたが、まあとにかく何とかなっています。
と同時に、私より明らかに良い状態を保っていた友人が、突然の悪化を経験し、未だに奮闘中です。
私は彼女の回復を祈りながら、アトピーの難しさを思わずにはいられません。

この数ヶ月は本当に色々なことがありました。
信じられない出来事だった東北の地震、そして、原発事故。
未だ止まぬその事態に、私はおびえながら現地の人たちを思います。
そして問い続けます。
日本はどこに行くのか。
未来はどこに向かうのか。
もちろん私は、その答えの片鱗さえ見いだすことが出来ません。
この問いは、自分の生き方にも直結すると思うのですが、それゆえに、さらに答えは遠のいてしまう、そんな思いでいます。
そこで、自分でもう一度、文章を書きながら、また新たに自分の道を探していこう、とこの頃考え始めています。
途切れ途切れになりそうですが、少しずつでも書いていければと思っています。

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2010年1月20日 (水)

木俣肇先生 ネット講演会のお知らせ

木俣肇先生より、ネット講演会のお知らせをいただきました。これまで遠方のために講演会に参加できなかった方達にも参加できる「新しい講演会の試み」と言えると思います。興味のある方は、下記のURLに説明がありますので、ご覧下さい。

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第1回あとぴナビ特別講座「アトピー性皮膚炎の治癒ーステロイド等の免疫抑制剤を使わないで治すポイント」(主催:あとぴナビ)

全1回 120分 
開催日時 2010年1月31日(日曜日)13:00〜15:00【2限目】
受講料 税込3300円
お支払い方法 銀行振込、コンビニ決済、ゆうちょ銀行、クレジット決済(VISA、MasterCard、JCB、AMEX)
講座の内容
今でも、アトピー性皮膚炎(以下、「アトピー」と略します)の治療にステロイド剤を使用している、または過去に使用していた、そういう方は多いでしょう。そして、「アトピーにステロイド剤を使ってはいけない」という「噂」や「話」を聞いて、なぜ使ってはダメなのかの根拠はつかめないままに止められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ステロイド剤の“何”が、アトピーにとって“どう”よくないのか──、アトピーを克服するための基本的な知識として、「アトピーとステロイドの関係」をぜひ知ってください。

http://livecollege.jp/class/jitsuyo/atopi_01.php

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2010年1月17日 (日)

講演会のお知らせです。

講演会のお知らせです。毎年恒例の「アトピーの会」です。
大阪でしかも2月の最も忙しい時期の開催なので、私自身が参加できるかわからないのですが、興味のある方は是非ご参加下さい。以下に内容をご紹介いたします。

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第12回アトピー性皮膚炎に対しステロイドを使わない治療を考える会

「アトピー性皮膚炎の原因
     ~ステロイド軟膏か、不安・ストレスか」

座 長   木俣 肇 先生 (守口敬任会病院アレルギー科)
演 者 1)佐藤 健二 先生 (阪南中央病院皮膚科)
     2)玉置 昭治 先生 (尼崎医療生協病院皮膚科)
     3)藤澤 重樹 先生 (藤澤皮膚科)
     4)隅田 さちえ 先生 (さち皮ふ科クリニック)

謹啓
時下、皆様におかれましては、ご健勝のことと存じます。
さて、この度「第12 回アトピー性皮膚炎に対しステロイドを使わない治療を考える会」を、開催することになりました。テーマを「アトピー性皮膚炎の原因-ステロイド軟膏か、不安・ストレスか」として、この分野で代表的な、4人の皮膚科医の先生方にお話して戴き、思う存分討論する、という画期的な企画になりました。アトピー性皮膚炎の原因は今でも詳細には不明で、タイトルはあくまでテーマです。他にも色々なお考えをご発表戴き、少しでもアトピー性皮膚炎の本態と、ステロイドを使わない治療に役立てばと考えます。
そういう趣旨の会は、世界で一つしかありません。堅苦しくない会ですので、是非この機会にご出席下さり、自由に質問やご意見を戴ければ、世話人として望外の喜びでございます。
アトピー性皮膚炎にステロイドを使わない治療に、関心あるどなた様でも、お気軽にご参加下されば幸いです。
謹 白
代表世話人 守口敬任会病院アレルギー科 木俣 肇

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2010年1月11日 (月)

新たな年を迎えて

すごく久しぶりの更新になります。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
こんなにご無沙汰してしまっているのですが、それでも見に来てくださっている方もいることに、感謝いたします。
ここ数年は、アトピーという病気自身と、アトピーにまつわる活動でかなり忙しい日々を過ごしていました。昨年は、少しその疲れが出てしまったかな、と感じる一年でした。
今年は少し仕切り直しをして、自分の生活や職業、家族、人生そのものを見直していきたいと思っています。アトピーの活動は、もう少し自分が得意な分野を受け持っていければと考えています。

アトピーは、年末年始、豊富温泉で過ごしたせいか、だいぶ落ち着いた状態でいます。今、ステロイドを止めてから6年が経ったところですが、初めて冬に症状が悪化しませんでした。一歩一歩無理なく前進していきたいなと思っています。

このブログももう少し更新頻度を増やしたいです。それも今年も目標です。皆さんにとっても今年がよい年でありますよう!

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2009年10月31日 (土)

アトピーフォーラムin東京2009開催のお知らせ

アトピーフリーコムからのお知らせです。フォーラムを2週間後に行います。(こちらは東京です。ちなみに来週のシンポジウムは大阪にて。下に案内を載せました。)
今回は皆さんの声をたくさんお聞きしたいと言うことで、一日時間を取りました。もちろん、途中参加でも全く問題ありません。お目にかかれるのを楽しみにしています。

タイトル
みんなどうしてる?
「ステロイド剤使用を止めた、その後」
~脱ステロイド療法・10年後の真実~

テーマについて
今年のテーマは「ステロイド剤使用をやめた、その後」と題し、以前は使用していたステロイド剤をやめて10年以上経つアトピー患者さんの体験談を中心に、脱ステロイド療法の真実についてご紹介していきます。
ステロイド剤に依存しないことを選んだアトピー患者たちの声を聞いてください。

■ 日時:2009年11月15日(日)
     午前10時半 〜 午後3時
■ 場所:板橋区立文化会館  第1・2和室(5階)
      板橋区大山東町51-1
      (東武東上線 大山駅下車徒歩3分、
      都営地下鉄三田線 板橋区役所前駅下車徒歩7分)
■ 参加費:1,000円
■ 定員:80名

■ プログラム ■
  10:30~12:00 脱ステロイド歴10年以上の患者さんの体験談紹介
  12:00~13:00 昼食休憩(昼食持参の場合、同会場をご利用ください。)
  13:00~14:00 テーマ別・パネルディスカッション
                 ①「治療の工夫やポイント」 ②「生活改善方法」
                 ③「仕事・学業」 ④「人間関係(家族・友情・恋愛など)」
  14:00~15:00 グループミーティング
                 テーマ別にグループ分け。互いに感想をシェアしあいます。
  15:00        閉会の挨拶
  15:05~16:15 懇親会(ご自由にご参加ください。)

《 参加申込み方法 》
お名前と連絡先(電話 or FAX or メールアドレス)を書いて、
こちらへお申し込み下さい。

■主催:アトピーフリー・コム 

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東洋医学アトピーシンポジウム 大阪公演

以下の通り、シンポジウムを大阪で行います。奮ってご参加下さい。

2009年11月8日(日)13:00~17:00
会場:ATCホール コンベンションルーム1(大阪市住之江区南港北2-1-10)
電話:06-6615-5006 FaX: 06-6615-5021
参加料:千円

座長 佐藤健二先生、木本裕由紀先生
シンポジスト 山田秀和先生、安藤直子、隅田さちえ先生、森畠るみ先生、水野恵美子先生、井口敬一先生

事務局 代表室本哲男先生 電話082-247-6610  FAX 082-247-6730
e-mail  atopy-symp@muromotoclinic.net

ガイドラインのお話から、患者へのアンケート、スキンケアの話、食事、心の問題、東洋医学的治療について、などなどのお話がされます。
ただ、この会は、お医者さんや先生と呼ばれる人たちが患者さんへ一方通行で話すのではなく、双方向の語りの場でありたいと願っています。色々な立場のお医者さん、医療関係者と患者さん、ご家族、立場の違いを乗り越えて、活発な議論がされることを祈っています。お目にかかれるのを楽しみにしています。

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2009年9月 6日 (日)

再度「豊富温泉 アトピーフォーラム」のお知らせ

こちらに、すばらしくまとめた「フォーラムお知らせ専用ページ」を作っていただきました。
会場になる川島旅館さんがまとめてくださいました!URLは以下の通りです。
http://www.toyotomi-onsen.com/event.php?itemid=77

皆さんのご参加をお待ちしております!

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2009年8月22日 (土)

アトピーフォーラムin豊富 2009の開催のお知らせ

だいぶ間が開いてしまいました。色々と大変な2ヶ月間でした。ようやく本調子に戻りつつあるこの頃です。

ところで、本日はアトピーフォーラムin豊富 2009の開催のお知らせをいたします。(詳しくは、近くチラシをアップロードいたします。お問い合わせは、yamanekos_eyes@yahoo.co.jpまでお願いします。) 
今年も、お医者さんがたくさん参加してくださいます。また、乾癬の会のツアーも同日にあります。交友の輪を広げられるのではないかと楽しみにしています。
今のところ、フォーラムの予定は以下の通りです。

(フォーラムの目的)
このフォーラムは,アトピーに悩む患者さん,ご家族の方たち,それに医療関係者の皆さんで集い,語り合うことを目的としたものです。悪化すると,自分だけではなく,家族全員で落ち込んでしまうこともあるアトピー。つらいけれどあまり他の人たちにも理解してもらえない。この最北の地にある豊富温泉が,そんなアトピー患者さんたちの癒しの場になれば,と私たちは願っています。
ここには多くの患者仲間や,ご家族の方たちが訪れ,大自然の中で和やかに湯治をなさっています。この機会に,あなたもフォーラムに参加して,それぞれの立場でアトピーに悩む仲間たちと交流してみませんか?なお,アトピー関連の商品の勧誘を目的とした参加はご遠慮ください。

(開催日時)
10月10日(土)〜10月12日(月)の三連休。豊富温泉の川島旅館で行われます。

(料金)
フォーラム参加費(10/11)千円
懇親会費(10/11) 千円
宿泊費(10/10〜10/13)2泊4食 
    川島旅館相部屋 1万円 
    ホテル豊富(個室)1万3千円
千歳空港・札幌からのバス利用 片道5千円、往復1万円

(豊富温泉へのアクセス)
豊富温泉への詳しいアクセス方法は、http://www.toyotomi-onsen.com/index.php
を参照下さい。
アトピーフォーラム実行委員会では千歳空港、札幌駅からの送迎バスを手配しています。料金表をご確認の上お申込み下さい。 お子様料金はお問合せ下さい。

*川島旅館ではフォーラム期間前後の10月の1ヶ月間1泊2食4,000の宿泊プランをご用意しました。ユースホステルのようにサービスレス、相部屋のプランです。詳しくは川島旅館までお問合せ下さい。  TEL(0162)82-1248 

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2009年6月20日 (土)

小説「青い鳥」

 今、この小説を読んでいる。このところ、仕事とその他様々なことに時間が忙殺され、小説を読むのは久しぶりだ。ほんとうに、最後に読んだ小説は何だったのか、それはいつだったのか、思い出せない。
 吃音の障害を持つ一人の教員が、その吃音の障害故に生徒に寄り添うことができ、少なくとも一部の生徒達には、他のどの教員よりも「大切なことを伝える」ことができる。そんな話が生徒達の側から語られ、いくつかの短編が一つの小説を構成している。すべての短編で、教員は生徒から見た第三者として登場する。しかし、この小説からは、肝心の、吃音を持つ教員の苦しみは述べられてはいない。それ故に、「おそらくは吃音という障害が彼にもたらしたであろう苦悩」は、まるで底辺を流れる旋律のように重厚な存在感を持つ。
 どの程度重く見られるのかわからない「隠すことにできない障害」は、色々と存在する。アトピーもそうだろう。吃音もそうだろう。社会の中で生きる上で、こういった「隠すことのできない障害」は、本人をひどく追い詰め、巨大な重圧となりうる。それを乗り越えるのは本人しかいないし、他者にその重圧を真実の意味で理解することは難しい。
 私の周囲には数人「隠すことのできない障害」を持つ人がいる。(もちろん私自身、紛れもなくその一人である。)そんな障害が、必ずしも温かく見守られるとは限らない。実際、そういった障害に対する厳しいコメントを、耳にしたこともある。私は、それが自分に向けられたものではなかったにも関わらず、思わずショックを受けてしまったが、ショックを受けること自体、健康な人からすれば驚くべき世間知らずなのかもしれない。
 でも同時に私は思いたい。そういった「隠すことのできない障害」を抱える人の存在は、「社会には多様な人がいる」ということを若い世代に伝えるすべになるのではないか、と。決して無意味なんかじゃない、と。本当に社会にはたくさんの人々がいて、健康な人だけではなく、病をかかえ闘病する人も、心を病む人も、弱い人もいる。そういった多様性を受け入れる心の広さや他者に対する思いやりを持つことの重要性を、皆に、少なくとも一部の人たちに、教えてくれるのではないか、と。しかし同時に、自分の「隠すことのできない障害」はどうにも重たく、消えて無くなって欲しい存在であることも事実だ。そんな思いに駆られながら、それもまた何か意味があるのだ、と私は自分に言い聞かせようとする。
 こんな惑う気持ちの中で読んだ小説「青い鳥」だった。吃音という、教員にとっては致命的とも言える障害を抱えながら、それ故に、大切なことがより深く生徒に伝えられる、という物語なのだ。そして、主人公の教員は、弱者故の苦しみを知るが故に、ひどく暖かい。時に生徒の心ない言葉に動じながらも、その揺るがない姿勢は、読むものの心を打つ。
 私はこの教員のように何かを伝えられるのだろうか?自分の悩ましい障害故に、よりよく何かを伝えたり、あるいは相手を理解できたりするのだろうか?それとも、これはこの人の特殊能力なのか、あるいは、そんなものはハナから小説にしか起こりえないことなのか。私にはよくわからない。しかし、小説の先生が歩んできた道を、そして多くの実在する障害を抱える人々の歩んできた道を想像するとき、非力な私にも、悩む自分にも、何かができるのかもしれない、そんなふうに感じたい、と今思っている。

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